開けにくいディンプルキーの仕組みとは

毎年の年度末と年度始めは、いわゆる「出会いと別れの季節」という顔も持っています。3月末には「卒業」や「学年変わり」という学校関連行事もありますし、社会人にも会社によっては「異動」という定例イベントが存在していることもあります。
そしてこの「お別れ」の先には「出会い」のイベントが待っており、4月になると新しい生活を始めるためにお引越しや転居していく人が多く出るのです。

そして、この「転居」した直後は新生活に慣れるために神経を使っている時期で、他の些末事に対しては普段よりも注意力が落ちる傾向にあるとされているのです。この「注意力低下」=「隙」を狙って、厄介なことに空き巣狙いが増加するのも春なのです。
もっとも、最近ではこういった空き巣対策としてピッキングしにくいとされている鍵=「ディンプルキー」や「スマートキー」が普及してきており、犯罪件数自体は減少傾向にあるようです。

ちなみに、先に挙げた「ディンプルキー」は、仕組みとして旧来からあった「シリンダー錠」の構造を発展させた仕組みを持っています。内部には10枚以上の薄い板状のシリンダーが並んでいて、一枚ずつの組み合わせによってピッキングへの耐性を上げています。その上昇率はおよそ10倍とされており、ちょっとやそっとでは空き巣に入られない鍵として認知されているのです。